看護師 保育園

保育園の看護師

病院やクリニック以外の看護師の職場として人気なのが保育園勤務です。

 

保育園看護師は子どもたちと接することができ、子どもたちの健康を守るお手伝いができること、また夜勤がないことなどから就業を希望する看護師が増えています。子育て中のママさん看護師や少しのんびり働きたいという方、子どもが好きな方におすすめの働き方です。

 

保育園看護師は魅力的でやりがいのある仕事ですが、反面病院看護師にはない大変さもあります。保育園看護師になりたい人は仕事のメリットやデメリットをしっかり理解しておいた方が良いでしょう。

 

保育園看護師のメリット

保育園看護師のメリットの1つには、拘束時間がそれほど長くないということが挙げられます。

 

病院看護師のような残業や夜勤はありませんし、原則として土日は休みのことも多いです。1か月あたりの勤務時間で言うと平均的な看護師に比べればだいぶ少ないと言えるでしょう。そのため育児中の看護師や、ブランクのある看護師が復職するのにおすすめです。

 

2つめは病院のような忙しさはないということです。オペ室のような緊迫した職場であれば、看護師の動きひとつで患者の命に関わるようなことにもなりかねませんが、その点保育園ではそうした切迫感がありません。

 

少なくとも患者が生死の境をさまようと言った事態はありませんので、病院看護師のようなプレッシャーを感じずに済みます。

 

保育園看護師のデメリット

保育園看護師のデメリットの1つめは看護師としてのスキルが身に付かないということです。

 

病院に勤務していれば看護師としてさまざまな看護技術を身に付けることができます。そして病院に長く勤めていれば、その分看護師としての臨床経験のキャリアにもなり、転職もしやすくなります。

 

一方保育園看護師だと看護師としてのスキルはあまり身に付きませんので、保育園看護師の後に病院看護師に復帰したいと思っても難しい可能性があります。

 

2つめは病院勤務の時には考えられなかったような雑用が多いということです。病院勤務のような緊迫した忙しさはないのですが、それは保育園看護師が楽な仕事だということではありません。

 

実際のところ緊急性はないものの、目の回るようなたくさんの仕事があります。子どもの健康管理に始まり、日報を書いたり保育園便りを書いたり、保育園の草むしりをすることになる場合もあるようです。要は保育園看護師という立場を超えて保育士のような立ち回りをさせられることがよくあるのです。

 

保育園看護師になってからこんなはずじゃなかった、と思うことのないように事前に業務内容は確認しておきましょう。

 

また保育士や親御さんとの人間関係にも気を遣います。病院勤務でも人間関係は悩む人が多い部分ですが、そこまで厳しくないとは言っても保育園看護師にも人間関係の面倒さがあります。他にも病院と比べて施設がやや不衛生なことが多く、気苦労が絶えないということも多いそうです。

 

保育園看護師の給料

病院勤務に比べて残業や夜勤がないことで人気を集めている保育園看護師ですが、給料面はどうなのでしょうか?

 

保育園で常勤で勤務する正規職員の看護師の給料は、月収で約20〜25万円程度が標準的な額となっています。年収で見るとこの月収にボーナスなどの手当てが加わって、約300〜400万円となります。

 

看護師全体の平均額は月収32万円・年収470万円なので比較すると低めです。これにはやはり夜勤手当などがないことが要因しています。それでも拘束時間が短い方が良いという人にはおすすめの働き方です。

 

また保育園看護師は小児科の勤務経験がなくてもなることができます。もちろん小児科の勤務経験があった方が多少は優遇されることは間違いないでしょう。

 

子どもと接する仕事なので、子どもが好きな人、子どもの扱いに慣れている人の方が向いている職業と言えるでしょう。